レディースバッグの種類・形状・デザイン

一般的な種類分け

ハンドバッグ（ハンドルバッグ）

その名の通り、手に持って扱うバッグ。本体上部にハンドルが付いている。ハンドルバッグともいう。腕を通して提げるタイプもあります。ハンドバッグにショルダーストラップを付けて、ショルダーバッグとしても使える2Wayハンドバッグは多いです。

ショルダーバッグ

その名の通り、肩に提げて扱うバッグ。ショルダーストラップを外せば、クラッチバッグのように使用することもできます。

クラッチバッグ

その名の通り、手に握って扱うバッグ。手にもつ・手で抱える持ち方でも良いです。クラッチバッグにショルダーストラップを付けて、ショルダーバッグとしても使える2Wayクラッチバッグは多いです。男性用・女性用でかなり形状が異なるので、クラッチバッグを検索する際にはメンズ・レディースの条件を追加すると良いです。

トートバッグ

トート（tote）は、英語で「運ぶ」「背負う」を意味する。形状の特徴は、本体上部に肩を通せる長さのハンドルを2つ備える。手に提げる・肩に掛けるの2Wayができ、収納力に優れるのが特徴です。

ボストンバッグ

ボストン大学の学生が、教科書やスポーツ用品などを収納する目的で用いたのが語源。横幅と奥行（マチ）が広い樽型で、収納力の高い旅行カバンとしてよく使われます。

マザーズバッグ

その名の通り、子連れの母親が持ち運ぶのに便利なバッグ。トートバッグタイプはよく見かけますが、リュックタイプもあるようです。機能面の特徴は、収納力が高く、ポケットの数も多いこと。忙しい母親をサポートするバッグです。

ポーチ

化粧品や小物を入れるための小型バッグ。

スマホショルダー

スマートフォンを入れるショルダータイプの小型バッグ。

形状・デザインによる種類分け

台形バッグ

台形のバッグ。横幅25㎝くらいまでの小さめバッグが多く、女性の可愛らしさを引き立てます。台形ハンドバッグで連想するのはエルメスのケリーですが、メジャーなようで実はあまり見かけない形状です。

ブガッティバッグ

半楕円形のバッグ。もとはエルメスが「ブガッティ」という名のバッグを発表し、それが好評であったことから各メーカーが真似を始め、ブガッティ型というバッグ形状が認知されるようになりました。その後、発案側のエルメスはブガッティを「ボリード」に改名しています。

キューブバッグ

底マチ（バッグ底）が立方体に近いバッグを「キューブバッグ」と呼んでいるようです。エルメスの「ピコタン」というバッグを模した製品が多いように思います。

ホーボーバッグ

三日月形・袋型で、柔軟性のあるショルダーバッグのこと。

ドローストリングバッグ

開口部をヒモで結んでしめるバッグのこと。日本語では巾着袋ですが、一気に古風な響きがしてしまう。

用途・活躍シーンによる種類分け

フォーマルバッグ

フォーマル（厳格・形式的）な場所での使用を目的としたバッグ。入学式・卒業式などの各種式典、発表会・講演会、七五三・お通夜・葬式など冠婚葬祭、ほか形式的な行事。フォーマルバッグには、無地でシンプルなデザインのバッグが好まれます。特に、冠婚葬祭など黒い礼服・喪服に合わせるバッグをブラックフォーマル用バッグとも呼びます。

カジュアルバッグ

カジュアル（日常的・気軽）に持ち歩けるバッグ。フォーマルバッグの対比として、カジュアルバッグを分類する場合もあります。ちょっとした外出から、旅行、食事会、お洒落なものではパーティーなどでも利用できます。

旅行バッグ

旅行を目的としたバッグ。収納力が高く、軽量であることが求められます。耐久性が高くおしゃれなレザーバッグ、比較的安価で軽量性に富むキャンバス生地・化学繊維などの素材があります。

ビジネスバッグ

通勤・出張などビジネスシーンを目的としたバッグ。ノートパソコンが収納できたり、A4・B4用紙などのサイズを意識したバッグが多いです。中の書類を守るため撥水加工がされた生地などがあります。