シャネルの代表的な革素材を紹介
- 代表的な革素材
- 代表的なキャンバス素材
代表的な革素材
シャネルのバッグに用いられる、代表的な革素材(レザー)を紹介します。
キャビアスキン
キャビアスキンは、キャビアのような粒状のつぶつぶ模様が型押しされた牛革です。シャネル公式ページ内では「グレインド カーフスキン」と呼んでいます。
グレインドの意味は「粒状の、ザラザラした」、カーフスキン(カーフレザー)は生後6ヶ月以内の仔牛の革なので、その名の通り粒状のザラザラした肌触りをもつカーフスキンということで良さそうです。
素材の特徴としては、固めで傷が付きにくく、表面の凹凸のために傷が目立ちにくい特徴をもちます。そのため劣化に強く、長く愛用できるのが魅力。また光沢感があり、光をよく反射するので、独特の存在感をみせます。
キャビアスキンはシャネルの定番素材であり、特に人気バッグのマトラッセによく使用される素材として知られています。
ラムスキン
ラムスキンは、その名の通り子羊の革のことです。一般に生後1年未満の羊からできた革を「ラムスキン」、後1年以上の羊の革を「シープスキン」と呼び分けています。
ラムスキンの特徴は、表面がなめらかで繊細なところ。ラムスキンは肌触りが非常に良く、柔らかく軽量なので持ち運びしやすい特徴があります。光沢感もあり、光をよく反射するため、質感の良さと高級感あるビジュアルを楽しめます。一方で傷が付きやすい素材なため、日常における使用でも擦れや引っかき傷が付きやすい特徴があります。また素材が柔らかいため、経年劣化により型崩れ・しわ・曲げた跡などが残りやすいです。
ラムスキンはシャネルの定番素材であり、特に人気バッグのマトラッセによく使用される素材として知られています。
キャビアスキンやラムスキンはシャネルの定番素材としてよく使用されており、またそれぞれ特徴が全く異なるので、バッグ選びの際にはよく考慮して選択したいです。