グッチの代表的な素材を紹介
- 代表的なキャンバス素材
- 代表的な素材
代表的なキャンバス素材
グッチのバッグに用いられる、代表的なキャンバス素材を紹介します。
GGキャンバス
GGキャンバスとは、創業者グッチオ・グッチ(Guccio Gucci)のイニシャル「G」を上下に組み合わせたGGパターンを、キャンバス生地に織り込んだもの。
第二次世界大戦中、イタリアにおいて皮革は軍の統制品となっており、バッグ業界においても深刻な物資不足が起こっていました。そんな中、革の代用品として織物であるキャンバス生地がバッグ素材に選ばれ、GGキャンバスは誕生しました。
GGキャンバスは現在、グッチの定番キャンバス素材となっており、バッグ・財布をはじめ、洋服・帽子・シューズなどアパレル商品にも用いられています。
GGスプリーム
GGキャンバス生地にポリウレタン加工を施し、耐久性をアップさせたもの。また汚れにも強く、耐久性・耐水性において進化した素材がGGスプリームです。
GGスプリームもGGキャンバス同様、バッグ・財布をはじめ、洋服・帽子・シューズなどアパレル商品にも用いられています。
代表的な素材
グッチのバッグに用いられる、代表的な素材を紹介します。
バンブー
グッチは、バッグのハンドル部分にバンブー(竹)を用いたことで有名です。これは斬新さを狙ったものではなく、当時の世界情勢が関係していました。バンブーハンドルが生まれた当時、第二次世界大戦の敗戦国であるイタリアには、深刻な物資不足が襲っていました。そこで創業者のグッチオ・グッチ氏が「ハンドルに皮革を用いないバッグ」を考案。
1947年に登場したバンブーバッグは、その話題性もあって当時のハリウッド女優などの目に留まり、グッチを代表するアイコンバッグになりました。
グッチ バンブー 1947
「グッチ バンブー 1947」は、当時のバンブーバッグを現代風にアレンジしたラインで、主にハンドバッグ製品が登場しています。
グッチ ダイアナ
1990年代にイギリスのダイアナ元妃がグッチのバンブーバッグを愛用していたことがきっかけで生まれた「グッチ ダイアナ」。バンブーハンドルの魅力を前面に活かしたライン。